14日目

【carne vale！】

（日記にちょっと追加してます。）
最初は絵も挑戦、とか思ったんですけど
まともに描いたことない人間に着物は難敵でした。

 

ポー『で、どうします？』

ゆうか「せっかくだから…。久しぶりに着てみようかなと思わなくもないけど…。」

この島でこの服以外を着ることになるとは思わなかった。
動きづらいから、着れても遺跡外くらいだろう。

でも、せっかく送ってきてくれたのだから。

ゆうか「…着てくる。」

はい。

一通りそろえられた服。
こうやって着るのは久しぶりだ。

クリスマスの祝い、お正月の祝い。
この島は本当にいろんな人が居る。

ポー『ゆうか、着れましたか？』

ゆうか「もうちょっと。どうかしたの？」

ポー『包みの中を整理してたのですが、おもちときなこも入ってましたよ』

ゆうか「…そっか、餅つきしたんだ。」

ポー『そのようです。早めに食べないとだめですね』

ゆうか「じゃあ、みんなに振舞おうかな。残ったら揚げちゃおう。」

ポー『はい。』

話しながらもてきぱきと着替えていく。
帯をくるっと回して、出来上がり。

ゆうか「網かりにいかないとね。」

ポー『はい。なんだか久しぶりですね、優歌のその姿。』

ゆうか「…うん。ちょっと新鮮。」

ポー『これからは、たまには着れば良いんじゃないですか』

ゆうか「…それも、いいね」

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着物姿で、歩いていたら、何やら、騒がしい雰囲気がちかづいてきた。

ポー『何やら騒がしいですね』

ゆうか「そうね…、何かあるのかな？」

いつもより高めにとび上がり、すぐ降りてきたポーが、何やら少し楽しげな顔で言った。

ポー『いいタイミングでしたね、優歌。どうやらお祭りのようですよ』

ゆうか「…お祭り？」

ポー『いろいろな服をきたかたがたでにぎわっています。着物の方もいらっしゃるようですよ』

ゆうか『へぇ…。寄って行こうかな』

ポー『それが良いでしょうね。』


いろいろな衣装を着た人たちが、食べて飲んで盛り上がる。

どこからか聞こえ出した、お祭りの言葉。


【Carne Vale!】


ゆうか「にぎやかで、良いわね。」


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追記で参加、です。