False Islandに参加中の優歌の日記など。
PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
そのままなので畳んでおきます。
「さて、まずは…と」
『彼に渡すんですね、それ』
「そういうこと。前に連絡が来て、しばらくかかることを言ったら、
なるべく早めに、って言われてたから、それもあって外に出たのよ」
『なるほど。』
遺跡外を歩いて行くと、彼と、彼女を見つけた。
「あ、いたいた。こんにちはー、蒼真さん、ユーナさん。」
「こんにちは、優歌、ポーさん」
(こんにちはー。優歌ちゃん、ポーちゃん)
『こんにちは。蒼真殿、ユーナさん。』
蒼髪銀目の少年―御月蒼真と、空色半透明の少女―ユーナ。
前回、遺跡外で偶然出会った二人。
その際の縁で、魔石の作成を依頼されていたのだ。
「これ。お約束のものです。」
茶色の石を、荷物袋から取り出して、話す。
「…ウッドスモーキー=ウィンディ?」
「あ、すいません、思うがままに名前を付ける癖が抜けなくて。」
「いや、いいんだけど。…うん、思った以上の能力のものでよかった。」
「それはよかったです。」
「もう少し威力が上がったら、この島なら普通に
それをお金稼ぎとか、必要なもの探すのには使えると思うよ?」
「…そういうものなんですか?」
「うん。中にはものいらないから、経験ください、って人もいる。」
彼が荷物袋にしまったあと、私は自分の荷物からもう一つ二つものを出した。
今回もちょっとした依頼をしようと思っていたのだ。
「…うん?今回も付加?」
「えぇ。このブレスレットに枝、この服に桜貝を付加してもらいたいんです。」
「わかった。えーっと…まずはこっちを…えいっ」
枝の姿がなくなり、力がブレスレットに宿る。
「次にこれだね。…えいっ。よし、できた」
桜貝の形が消え、同じく服にも力が宿る。
優歌はブレスレットをつけなおし、頭を下げる。
「ありがとうございます。やっと何というかこの世界の動き方がわかってきました」
「途中参加は大変だろうねー。…そういえば今魔法陣、どれもってるの?」
「今回白い砂浜っていう魔法陣取得してきました」
「あー、それで今回遅かったんだ?ビーバーさん倒せた?」
「…ビーバーさん?」
優歌にとって聞き覚えのない名前が飛び出した。
なんだろう。なんというか動物という感じだが。
「…あれ?会ってないの?確か白い砂浜のそばだったはずだけど…」
「どういったら会えます?」
「魔法陣から出て、左に道なりに進んでいったら会えるはずだよ?」
「…次、いってみようかな。」
「もう充分倒せると思うし、頑張っておいでよ」
「はい。ありがとうございます。」
そんな感じの話をしていたせいか、彼が何かを思い出したらしい。
「あ、そういえば、ビーバーさんの逆向きに行くと、ちょっと というかすっごく 変な人いるけど、
倒したら結構面白い話聞かせてもらえる。多分君なら倒せると思うよ」
「…変な人…ですか。」
「まぁあの魔法陣の傍にいるのって話聞かないタイプばっかりだよ」
「…どこでも大概そんな気がしますけど」
「まぁ確かにそうだね。さて、そろそろ行くよ」
「はい。じゃあ私も出発しますね」
「うん。じゃあ、また。ユーナ行くよ」
(あ、は~い。じゃーまたね、ポーちゃん。優歌ちゃん)
「はい。また。」
二人が去って行った後、優歌もまた、魔法陣を浮かべ、その場に立った。
『おや、前回のところですか』
「うん、なんか面白そうなイベントっぽいのがありそうだから、そっちに行ってみようかなーと思って」
『なるほど。了解です。』
「左に道なり、か」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「んーどうなのかなー」
ふと、なんだか雰囲気の違う空間に入った。
優歌は警戒モードに切り替わり、周囲を探りながら進んでいく。
すると、目の前に、ビーバーが現れた。
「おめー誰だぁ!俺の谷汚す気かぁ!」
可愛げなビーバーがこちらに向かって叫んでいる。
よく見ると身体中に傷跡が刻まれている。
「俺様はアレだ!その昔に命をかけて伝説の峡谷の水質汚染を救った伝説のビーバーだ!
おめぇがその気なら・・・俺はこう出るしかねーなッ!!」
ビーバーが襲いかかってきた!
「えっ、ちょ、え!?」
『強制戦闘開始ですか。』
「…ほんとに話聞かないタイプだ…」
『彼に渡すんですね、それ』
「そういうこと。前に連絡が来て、しばらくかかることを言ったら、
なるべく早めに、って言われてたから、それもあって外に出たのよ」
『なるほど。』
遺跡外を歩いて行くと、彼と、彼女を見つけた。
「あ、いたいた。こんにちはー、蒼真さん、ユーナさん。」
「こんにちは、優歌、ポーさん」
(こんにちはー。優歌ちゃん、ポーちゃん)
『こんにちは。蒼真殿、ユーナさん。』
蒼髪銀目の少年―御月蒼真と、空色半透明の少女―ユーナ。
前回、遺跡外で偶然出会った二人。
その際の縁で、魔石の作成を依頼されていたのだ。
「これ。お約束のものです。」
茶色の石を、荷物袋から取り出して、話す。
「…ウッドスモーキー=ウィンディ?」
「あ、すいません、思うがままに名前を付ける癖が抜けなくて。」
「いや、いいんだけど。…うん、思った以上の能力のものでよかった。」
「それはよかったです。」
「もう少し威力が上がったら、この島なら普通に
それをお金稼ぎとか、必要なもの探すのには使えると思うよ?」
「…そういうものなんですか?」
「うん。中にはものいらないから、経験ください、って人もいる。」
彼が荷物袋にしまったあと、私は自分の荷物からもう一つ二つものを出した。
今回もちょっとした依頼をしようと思っていたのだ。
「…うん?今回も付加?」
「えぇ。このブレスレットに枝、この服に桜貝を付加してもらいたいんです。」
「わかった。えーっと…まずはこっちを…えいっ」
枝の姿がなくなり、力がブレスレットに宿る。
「次にこれだね。…えいっ。よし、できた」
桜貝の形が消え、同じく服にも力が宿る。
優歌はブレスレットをつけなおし、頭を下げる。
「ありがとうございます。やっと何というかこの世界の動き方がわかってきました」
「途中参加は大変だろうねー。…そういえば今魔法陣、どれもってるの?」
「今回白い砂浜っていう魔法陣取得してきました」
「あー、それで今回遅かったんだ?ビーバーさん倒せた?」
「…ビーバーさん?」
優歌にとって聞き覚えのない名前が飛び出した。
なんだろう。なんというか動物という感じだが。
「…あれ?会ってないの?確か白い砂浜のそばだったはずだけど…」
「どういったら会えます?」
「魔法陣から出て、左に道なりに進んでいったら会えるはずだよ?」
「…次、いってみようかな。」
「もう充分倒せると思うし、頑張っておいでよ」
「はい。ありがとうございます。」
そんな感じの話をしていたせいか、彼が何かを思い出したらしい。
「あ、そういえば、ビーバーさんの逆向きに行くと、ちょっと というかすっごく 変な人いるけど、
倒したら結構面白い話聞かせてもらえる。多分君なら倒せると思うよ」
「…変な人…ですか。」
「まぁあの魔法陣の傍にいるのって話聞かないタイプばっかりだよ」
「…どこでも大概そんな気がしますけど」
「まぁ確かにそうだね。さて、そろそろ行くよ」
「はい。じゃあ私も出発しますね」
「うん。じゃあ、また。ユーナ行くよ」
(あ、は~い。じゃーまたね、ポーちゃん。優歌ちゃん)
「はい。また。」
二人が去って行った後、優歌もまた、魔法陣を浮かべ、その場に立った。
『おや、前回のところですか』
「うん、なんか面白そうなイベントっぽいのがありそうだから、そっちに行ってみようかなーと思って」
『なるほど。了解です。』
「左に道なり、か」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「んーどうなのかなー」
ふと、なんだか雰囲気の違う空間に入った。
優歌は警戒モードに切り替わり、周囲を探りながら進んでいく。
すると、目の前に、ビーバーが現れた。
「おめー誰だぁ!俺の谷汚す気かぁ!」
可愛げなビーバーがこちらに向かって叫んでいる。
よく見ると身体中に傷跡が刻まれている。
「俺様はアレだ!その昔に命をかけて伝説の峡谷の水質汚染を救った伝説のビーバーだ!
おめぇがその気なら・・・俺はこう出るしかねーなッ!!」
ビーバーが襲いかかってきた!
「えっ、ちょ、え!?」
『強制戦闘開始ですか。』
「…ほんとに話聞かないタイプだ…」
PR
この記事にコメントする