False Islandに参加中の優歌の日記など。
PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
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日記です
「おのれ・・・」
変な髪形をしたおっさんが向かってきた。
戦闘開始されたのは理解している優歌は、
さっそくネックレスの封印を解き、杖に変化させる優歌。
杖を掲げ、言魂をつむいでいく。
「“ 請うは力、体を包む力、魔力と力のひとときの助け! ”」
優歌の体を、薄い光が包みこんだ。
杖を掲げたまま、優歌が叫んだ。
「誰でもいいから、来て!!」
「ジジッ・・・ジジジジッ」
優歌の言葉に対応するように現れたのは、電気らしきものをまとった黒い石。
「……なんだか、強そうだけど…どうなのかしら」
『さぁ…?』
「ジジッ」
優歌が扱いに悩んでいた瞬間だった。
変なおっさんがいきなり大声を上げて、服を脱ぎ去ったのだ。
「えぇい邪魔だっ!」
「……!?」
『(えっ)』
「私を怒らせるとどうなるか・・・その目で記憶したまえッ!」
裸となったおっさんが、ばっと腕を上げた瞬間、緑人間が湧き上がってきた。
しかも、5体。
『…………』
「 魂石よ、わが力を宿し、光のいかずちを! 」
優歌は、おっさんにたいして完全スルーモードに入った。
歩行雑草の一匹に向かって、攻撃を仕掛ける。
即効で一匹を倒した瞬間、歩行雑草が騒がしくなり、おっさんが再び叫んだ。
「お・・・お前がやったのかぁぁッ!!」
「 …みてればわかるじゃない 」
あえて聞こえる程度の大きさでいうあたり、優歌のいらつき加減がよくわかる。
「“光、形なき壁、見えぬ壁となりて、わが身を、一度の鏡とせよ!
幻惑を見せ、わずかな間混乱を導け! ”」
優歌の周りに薄い光の膜が張られ、歩行雑草たちがまたざわざわとさわがしくなる。
どうやら、今回は変なおっさんにもそれなりに効果があったらしい。
少し顔をしかめたものの、すぐに態度がまたでかくなっているおっさん。
「さぁひれ伏すのだ私に!そして謝罪しろっ!」
なにやら一方的な発言なものの、優歌が少し、その雰囲気にのまれた。
黒い石が、一匹一匹に体にまとった黒い電撃をぶつけ、一匹を仕留めた。
ほかの数匹が向かってきたものの、優歌はほとんどよけ、当たりかけた一発も、張っていた壁ではね返した。
一匹倒すたびにうるさいおっさんだったが、次の瞬間、おっさんがまたしてもざっと腕を上げた
「地獄はここからだ…」
おっさんが何やら低い声でそういった瞬間
歩行雑草の力が吸い取られていくかのように、一匹一匹が消えていった。
「…え、ちょっと待って、あれって…つまり」
『あいつらの力を吸収してる、ってことですか』
「…うっわーめんどくさー…」
「お・・・お前がやったのかぁぁッ!!」
「!?」
『(うわぁ…)』
自分で吸収したくせに、いきなりこっちを睨んで叫ぶおっさん。
優歌は実際のところ、投げ出して逃げだしたいのだが、そうもいかない。
「…とりあえず頑張らないと、ね…」
黒い石も、遠慮なく向かって行っており
それなりのダメージを変なおっさんに与えていた。
優歌も精神力も回復しながらも、ちまちまと削っていく。
そこでいきなり、おっさんがオーラをはなって向かってきた。
「詫びろッ!詫びろッ!詫びろォッ!」
おっさんが叫ぶたびに、優歌や、黒い石に向かって遠慮なく殴ってくる。
「(なんなのこのおっさん)」
『話を聞いてくれる雰囲気ではありませんし、さっさと黙らせましょう』
「(そうだね)」
優歌の精神力が回復しきったところで、優歌は、詠唱を開始した。
「“月光。力の源は白い球体。凝縮されし力。力の限り浮かび、我の助けとなれ!”」
優歌の周りにとんでいた光が、ひとつずつ、変なおっさんに向かって行く。
「さぁ、お眠りなさい、…満月送景」
向かっていった光のうち、4個目が当たった瞬間だった。
5個目が、頭の上に置かれている。
「勘弁…」
集中力が切れ、ほかの光は消えていく。
「(まだ、能力が戻りきってないなぁ…)」
『の、ようですね』
「(まぁしょうがないわ)」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「ぬうぅ・・・強い、・・・まるでマナでも吸ったような―――」
遠くで見ていたリトルウィザードがゆっくりとサバスに近づく。
「・・・マスター、マスター・・・」
「ご主人様と呼べと言ったはずだッ!」
「ひいぃぃごめんなさぁぁいー!」
全力で逃げ出した後、また戻ってくる。
「それで先生、あの人なんですけどけど。」
「ん?俺に酷い事をした奴がどうした。」
「・・・マナの香りがするんです。」
「なんだと・・・?」
サバスが全力でこちらの匂いを嗅ぎ回る。
「(いーやー!)」
『落ち着いてください…』
「・・・微かに香るな、エキュオスの近くを通ったか?」
シーンと静まり返る。
「(エキュオスってなによ…)」
『さすにが私も知らないです』
「・・・・・・そうか、この島には無知が多いことを忘れていた。ほら、説明してあげなさい。」
「私がですかぁ!?うぅー・・・」
リトルウィザードがポンッと黒板を出して説明を始める。
「えっとですね!エキュオスっていぅ、マナを生み出す生き物が・・・遺跡にマナをばら撒いてるんですっ!」
「それでー、そのマナを別の生き物が吸うと、違う生き物になっちゃったりするんですー!」
無駄に黒板を棒で叩きながら説明が続く。
「それでー、ご主人様はマナで生まれた変な生き物を捕獲しようとしてるんですよー!終わりっ!」
「・・・うむ、そういうことだ。」
脱いだ服を着ながらサバスが頷く。
「君達のおかげでエキュオスがこの周辺に潜伏していることが分かった、感謝するッ!」
リトルウィザードがいそいそと黒板を地面に埋める。
「それでは行くぞ助手よッ!」
「はいはぁーいー!」
そう言うとサバスはその場から走り去っていった・・・
「…去り際も、すんなりというか、さらりとというか、唐突というか…」
『そんなもの、ですかね…。』
変な髪形をしたおっさんが向かってきた。
戦闘開始されたのは理解している優歌は、
さっそくネックレスの封印を解き、杖に変化させる優歌。
杖を掲げ、言魂をつむいでいく。
「“ 請うは力、体を包む力、魔力と力のひとときの助け! ”」
優歌の体を、薄い光が包みこんだ。
杖を掲げたまま、優歌が叫んだ。
「誰でもいいから、来て!!」
「ジジッ・・・ジジジジッ」
優歌の言葉に対応するように現れたのは、電気らしきものをまとった黒い石。
「……なんだか、強そうだけど…どうなのかしら」
『さぁ…?』
「ジジッ」
優歌が扱いに悩んでいた瞬間だった。
変なおっさんがいきなり大声を上げて、服を脱ぎ去ったのだ。
「えぇい邪魔だっ!」
「……!?」
『(えっ)』
「私を怒らせるとどうなるか・・・その目で記憶したまえッ!」
裸となったおっさんが、ばっと腕を上げた瞬間、緑人間が湧き上がってきた。
しかも、5体。
『…………』
「 魂石よ、わが力を宿し、光のいかずちを! 」
優歌は、おっさんにたいして完全スルーモードに入った。
歩行雑草の一匹に向かって、攻撃を仕掛ける。
即効で一匹を倒した瞬間、歩行雑草が騒がしくなり、おっさんが再び叫んだ。
「お・・・お前がやったのかぁぁッ!!」
「 …みてればわかるじゃない 」
あえて聞こえる程度の大きさでいうあたり、優歌のいらつき加減がよくわかる。
「“光、形なき壁、見えぬ壁となりて、わが身を、一度の鏡とせよ!
幻惑を見せ、わずかな間混乱を導け! ”」
優歌の周りに薄い光の膜が張られ、歩行雑草たちがまたざわざわとさわがしくなる。
どうやら、今回は変なおっさんにもそれなりに効果があったらしい。
少し顔をしかめたものの、すぐに態度がまたでかくなっているおっさん。
「さぁひれ伏すのだ私に!そして謝罪しろっ!」
なにやら一方的な発言なものの、優歌が少し、その雰囲気にのまれた。
黒い石が、一匹一匹に体にまとった黒い電撃をぶつけ、一匹を仕留めた。
ほかの数匹が向かってきたものの、優歌はほとんどよけ、当たりかけた一発も、張っていた壁ではね返した。
一匹倒すたびにうるさいおっさんだったが、次の瞬間、おっさんがまたしてもざっと腕を上げた
「地獄はここからだ…」
おっさんが何やら低い声でそういった瞬間
歩行雑草の力が吸い取られていくかのように、一匹一匹が消えていった。
「…え、ちょっと待って、あれって…つまり」
『あいつらの力を吸収してる、ってことですか』
「…うっわーめんどくさー…」
「お・・・お前がやったのかぁぁッ!!」
「!?」
『(うわぁ…)』
自分で吸収したくせに、いきなりこっちを睨んで叫ぶおっさん。
優歌は実際のところ、投げ出して逃げだしたいのだが、そうもいかない。
「…とりあえず頑張らないと、ね…」
黒い石も、遠慮なく向かって行っており
それなりのダメージを変なおっさんに与えていた。
優歌も精神力も回復しながらも、ちまちまと削っていく。
そこでいきなり、おっさんがオーラをはなって向かってきた。
「詫びろッ!詫びろッ!詫びろォッ!」
おっさんが叫ぶたびに、優歌や、黒い石に向かって遠慮なく殴ってくる。
「(なんなのこのおっさん)」
『話を聞いてくれる雰囲気ではありませんし、さっさと黙らせましょう』
「(そうだね)」
優歌の精神力が回復しきったところで、優歌は、詠唱を開始した。
「“月光。力の源は白い球体。凝縮されし力。力の限り浮かび、我の助けとなれ!”」
優歌の周りにとんでいた光が、ひとつずつ、変なおっさんに向かって行く。
「さぁ、お眠りなさい、…満月送景」
向かっていった光のうち、4個目が当たった瞬間だった。
5個目が、頭の上に置かれている。
「勘弁…」
集中力が切れ、ほかの光は消えていく。
「(まだ、能力が戻りきってないなぁ…)」
『の、ようですね』
「(まぁしょうがないわ)」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「ぬうぅ・・・強い、・・・まるでマナでも吸ったような―――」
遠くで見ていたリトルウィザードがゆっくりとサバスに近づく。
「・・・マスター、マスター・・・」
「ご主人様と呼べと言ったはずだッ!」
「ひいぃぃごめんなさぁぁいー!」
全力で逃げ出した後、また戻ってくる。
「それで先生、あの人なんですけどけど。」
「ん?俺に酷い事をした奴がどうした。」
「・・・マナの香りがするんです。」
「なんだと・・・?」
サバスが全力でこちらの匂いを嗅ぎ回る。
「(いーやー!)」
『落ち着いてください…』
「・・・微かに香るな、エキュオスの近くを通ったか?」
シーンと静まり返る。
「(エキュオスってなによ…)」
『さすにが私も知らないです』
「・・・・・・そうか、この島には無知が多いことを忘れていた。ほら、説明してあげなさい。」
「私がですかぁ!?うぅー・・・」
リトルウィザードがポンッと黒板を出して説明を始める。
「えっとですね!エキュオスっていぅ、マナを生み出す生き物が・・・遺跡にマナをばら撒いてるんですっ!」
「それでー、そのマナを別の生き物が吸うと、違う生き物になっちゃったりするんですー!」
無駄に黒板を棒で叩きながら説明が続く。
「それでー、ご主人様はマナで生まれた変な生き物を捕獲しようとしてるんですよー!終わりっ!」
「・・・うむ、そういうことだ。」
脱いだ服を着ながらサバスが頷く。
「君達のおかげでエキュオスがこの周辺に潜伏していることが分かった、感謝するッ!」
リトルウィザードがいそいそと黒板を地面に埋める。
「それでは行くぞ助手よッ!」
「はいはぁーいー!」
そう言うとサバスはその場から走り去っていった・・・
「…去り際も、すんなりというか、さらりとというか、唐突というか…」
『そんなもの、ですかね…。』
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