False Islandに参加中の優歌の日記など。
PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
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サマバケ夜
こっちならいいか、と浴衣をUPしてみる。
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/148623-68
優歌が着た奴。
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/ueshin.co.jp/g/06706/
ユーナちゃんが着た奴。
参考です。
(だれか書いてくれないかなあー
こっちならいいか、と浴衣をUPしてみる。
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優歌が着た奴。
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ユーナちゃんが着た奴。
参考です。
(だれか書いてくれないかなあー
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夕方。
結局ほぼ一日中海のそばで騒いでいた優歌とユーナ。
日も沈みだして、さすがにもう泳ぐにはつらい感じ。
とはいっても最後のほうは、泳ぐよりも砂浜で遊ぶほうが多かったようだが。
ちなみに、きちんとかき氷の看板とテーブルは片づけた。
いつの間にかなくなっていたのでキット誰かがたべたのだろう。
もしかしたら溶けたのかもしれないが、そこはきにしないことにして。
「うー、あそんだー」
「楽しかったねー」
「うんうん。あーおなかすいた―。」
「 そりゃあれだけ何も食べずにあそんでれば… 」
ぼそっと蒼真が言ったとおり、優歌とユーナは、あの昼からずーっとこの時間までぶっとおしで
遊びまわっていたのである。
蒼真は、途中から二人を眺めるだけになっていた。
もちろん、呼ばれれば参加はしていたが。
「蒼真君もおなかすいた?」
「それなりにはすいてるかな。あぁそういえば、森のほうのテントに調理場があるって」
「とりあえずじゃあ、まず服を着替えて、森のテントに集合ですかねー」
「そうだね。」
「じゃあ行こうかユーナちゃん」
「うんうん」
パラソルは蒼真が持ち、それぞれは着替えに向かった。
「…これはやっぱり、浴衣を着ないとだよねー」
戻った女性用テントには、なぜか浴衣が何種類も準備されていた。
いろいろな種類があり、どれを着るか悩んでしまう。
「どれがいいかなぁ…。」
「…ユーナちゃんはシンプルなのでいいと思うけどなぁ」
「そう?」
「うん。下手に派手なの着るより、シンプルな柄のほうがいい気がする
(そのほうがきっと蒼真さん以外わかんないし多分)」
「…うーん」
そんな中、優歌が見つけたのは、水色と緑色の間の、透明感があって
蝶が飛んでいる浴衣。
「…ちょーっと派手かもだけど、いいかもね、これ」
「これ?」
「うん。着付けたげよう。」
「え」
「自分で着れる?」
「び、びみょうかも…」
「うん。じゃああたし選んでるから、出来るとこまでやってみて?」
「はーい」
ユーナがごそごそやっている間に、優歌は自分の浴衣を選び始めた。
当たり障りのない、アジサイの柄。黒でシックな分、着る人を選ぶ。
だが、優歌は気にせず、アジサイの柄を見て、それを手に取った
「…」
優歌は静かに、浴衣を着始めた。
さらりと下を着込み、浴衣をはおって形を整え、帯を前結びして、グリッと回した。
「よし、と」
「優歌ちゃん…、もうむりー」
「はいはい。あ、もうすぐだね。」
ほぼ着終わっており、形を整えるだけでほぼ完成だった。
後は帯。
「前結びのやり方覚える?」
「え?」
「多分ユーナちゃんならそれ覚えたらあとは自分で着れる気がするけど」
「そうかなぁ」
仮止め紐で形を整えきり、帯をぐるりとまいて行く。
柄帯を目立たせるように、よく見なければ気付かない程度に、交えて巻いて行く。
「せっかくだから、ね?」
「え?なぁに?」
「花文庫って言って、色違い帯を目立たせる結び方ね。帯もいろいろあったから。」
「ありがとう、優歌ちゃん!」
「蒼真さん気にいってくれるといいね」
「…だといいなぁ」
とたんに可愛くなるユーナちゃんを見て、くすくすと笑う優歌。
優歌は、人の恋路にかかわるのが大好きなのだ。もちろん、いい意味で。
髪型は昼にしていた髪型をちょっとアレンジして、音の鳴る簪でまとめた。
「さて、いこうかー」
「はーい」
一緒に置いてあった下駄をはいて、二人は森のほうに向かっていく。
森のほうのテントが見えたところで、蒼真とポーを見つけた。
「おまたせー」
『さすがですね優歌』
「ふふふ。いい感じでしょー」
「……………」
「どうかなぁ?蒼真君」
「…え?ああ、うん…似合ってるよ」
「やたっ♪」
「よかったね、ユーナちゃん」
『(あぁあぁ、また悪い癖が。)』
「うんッ、ありがと~♪えへへ~♪」
嬉しがっていてユーナは気付いていなかったが
こっそりと優歌は、ガッツポーズなんてことまで、してたりした。
ご飯を三人と一匹で食べ、花火があることを知った三人。
おあつらえ向きの看板。
=こちらの上にあがると、高台にて花火が見れます=
「…(これは(キラン))」
『(優歌のお好きに)』
「(もちろん)じゃーユーナちゃんまたねっ」
「え、ちょ、優歌ちゃん?!」
『では、また。(蒼真殿、ご ゆ っ く り)』
「……またね。(あー…お気づかいどうも…)」
ユーナが止める暇もなく、優歌はすたすたすたすた!と歩き去っていった
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「ふう。ここまでくればいいかな?」
「いいんじゃないですか?」
森の中、一本の木の枝の上。
安定感がないように傍目見えるが、そこはご愛敬。
「ふー…花火かぁ」
『久しぶりですね、花火なんて』
「うん。打ち上げ花火だと、さらに久しぶりかなぁ」
『八割がた、みのがしてま…』
「…………」
『さて、花火はそろそろですか?』
「みたいだね」
一瞬の間のあと、優歌は海岸に目を向けた。
「きれいだなぁ…」
『いいものですね、こういうのも』
「いいね。」
実は、優歌が木の上を飛びまわって、枝がガサガサしていたせいで
何人かの人を驚かしていたことは、優歌もポーも、気付いていない。
Summer Vacation
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