False Islandに参加中の優歌の日記など。
PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
移し忘れていました。
「ヒヒヒヒヒッ!獲物が来たゼェッ!!」
目の前で耳に障る声で叫ぶガーゴイル。
優歌は、魂石から杖を呼び出し、掲げた。
「“ 請うは力、体を包む力、魔力と力のひとときの助け! ”」
優歌の体を、光が包みこんだ。
そのまま、力が杖にまとわりつき、光を帯び始める。
「 魂石よ、わが力を宿し、光のいかずちを! 」
ガーゴイルに向かって、いかずちが落ちる。
「…あまり聞いてない、かも?辛いなー」
『少し格上ですね』
「そうね」
そんな風に話している瞬間にガーゴイルが、こちらに向かって飛びかかってきた。
「ヒャッハァーッ!!」
優歌の体に遠慮なく爪を立てていく。
思いのほか、ダメージを受けてしまった。
「……っ…。誰でもいいから、きて!」
「あやぁ。おでのでばん?」
絵にかいたような、小さな悪魔。
「…うん、よろしくね」
ミニデビルがふよっと優歌の傍らに浮かんだ。
優歌が身構えた瞬間、またしてもガーゴイルは、遠慮なく優歌を痛めつけ始めた。
途中、一度だけ、ミニデビルに爪が立った。
「…思いのほか、…辛いわ」
「…優歌」
「ごめんね。でも私も限界なの。」
杖が、その言葉に応えるようにガーゴイルに向かって光を放つ。
ガーゴイルにダメージを与え、優歌が少しずつ、力を取り戻していく。
「いくでよー」
ミニデビルの持つ、フォークのような武器から攻撃が向かっていく。
思いのほか、というよりは、ある意味予想通りなのだが…。
辛い。
「ちょっと、長く中にいすぎたかしらね…」
「そのようですね」
優歌は常に、ガーゴイルから力を奪い去ろうとしているが
ガーゴイルからの攻撃のほうが、明らかにボリュームがあった。
そしてもう、攻撃に転じる力は、優歌に残っていなかった。
「…ごめん…」
「おめ・・・大丈夫か?」
ミニデビルの、声を耳に残しながら、優歌は意識を失った。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「…ん…っ」
『目が覚めましたか』
「……負けちゃった、わね」
『…えぇ。負けましたよ』
「…ミニデビルとガーゴイルは?」
『しばらくは、ミニデビルも頑張ってくれていたのですが
…やはり、及ばなかったようです。私は手助けできませんしね…』
「…そうね。ガーゴイルは、去っていったのね」
『はい。しばらくしてすぐに消えていきました』
「……まだ何とか動けそうね。確か、話の通りならもう少し奥までいけば
新しい魔法陣が覚えられるはずなのよね」
体を起こした優歌は、タイル張りの床の向こうを見据え、歩き出した。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「新しい魔法陣は…、開幕の儀、か」
『の、ようですね』
「…深い意味がありそうね」
『…こちらに別の道があります。こちらに進んだら、わかるのかもしれませんね』
「…そうね。でもさすがに限界だわ。一度出ましょう」
『そうですね。それが賢明です』
目の前で耳に障る声で叫ぶガーゴイル。
優歌は、魂石から杖を呼び出し、掲げた。
「“ 請うは力、体を包む力、魔力と力のひとときの助け! ”」
優歌の体を、光が包みこんだ。
そのまま、力が杖にまとわりつき、光を帯び始める。
「 魂石よ、わが力を宿し、光のいかずちを! 」
ガーゴイルに向かって、いかずちが落ちる。
「…あまり聞いてない、かも?辛いなー」
『少し格上ですね』
「そうね」
そんな風に話している瞬間にガーゴイルが、こちらに向かって飛びかかってきた。
「ヒャッハァーッ!!」
優歌の体に遠慮なく爪を立てていく。
思いのほか、ダメージを受けてしまった。
「……っ…。誰でもいいから、きて!」
「あやぁ。おでのでばん?」
絵にかいたような、小さな悪魔。
「…うん、よろしくね」
ミニデビルがふよっと優歌の傍らに浮かんだ。
優歌が身構えた瞬間、またしてもガーゴイルは、遠慮なく優歌を痛めつけ始めた。
途中、一度だけ、ミニデビルに爪が立った。
「…思いのほか、…辛いわ」
「…優歌」
「ごめんね。でも私も限界なの。」
杖が、その言葉に応えるようにガーゴイルに向かって光を放つ。
ガーゴイルにダメージを与え、優歌が少しずつ、力を取り戻していく。
「いくでよー」
ミニデビルの持つ、フォークのような武器から攻撃が向かっていく。
思いのほか、というよりは、ある意味予想通りなのだが…。
辛い。
「ちょっと、長く中にいすぎたかしらね…」
「そのようですね」
優歌は常に、ガーゴイルから力を奪い去ろうとしているが
ガーゴイルからの攻撃のほうが、明らかにボリュームがあった。
そしてもう、攻撃に転じる力は、優歌に残っていなかった。
「…ごめん…」
「おめ・・・大丈夫か?」
ミニデビルの、声を耳に残しながら、優歌は意識を失った。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「…ん…っ」
『目が覚めましたか』
「……負けちゃった、わね」
『…えぇ。負けましたよ』
「…ミニデビルとガーゴイルは?」
『しばらくは、ミニデビルも頑張ってくれていたのですが
…やはり、及ばなかったようです。私は手助けできませんしね…』
「…そうね。ガーゴイルは、去っていったのね」
『はい。しばらくしてすぐに消えていきました』
「……まだ何とか動けそうね。確か、話の通りならもう少し奥までいけば
新しい魔法陣が覚えられるはずなのよね」
体を起こした優歌は、タイル張りの床の向こうを見据え、歩き出した。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「新しい魔法陣は…、開幕の儀、か」
『の、ようですね』
「…深い意味がありそうね」
『…こちらに別の道があります。こちらに進んだら、わかるのかもしれませんね』
「…そうね。でもさすがに限界だわ。一度出ましょう」
『そうですね。それが賢明です』
PR
この記事にコメントする