False Islandに参加中の優歌の日記など。
PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
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2部構成です
「明日で…、2ヶ月。」
遺跡にもぐり、道を進み、その日の野営の場所を決めたあと。
その場に落ち着いて、あとは寝るだけ、というところで、優歌がふと、そうもらした。
「島に着てからか。僕は今で2ヶ月と2週間ちょっとだね。」
「なんだかめまぐるしく時間がたってた気がしますけど」
「それは間違ってないね。」
おそらく、あちらではもっと時が流れているのだろう。
どう流れているかはきいてみないとわからないけれど。
「さて、とりあえずもう寝よう。明日もそこそこ強行軍だしね」
「そうですね。おやすみなさい」
寝るときの護衛と火の番は、ソウマさんの召喚獣。
まぁ私も寝ているとはいえ気を張っていることもあり、何かあれば感知できるのでいい。
眠りにつきそうななかで、私は今の自分の力を考え直していた。
最初は少しずつ。
1ヶ月を越えて、半ばにはいるころから、がくんと堰を切ったように私の力は戻り始めた。
今となっては、この島に来る前より、タガが外れているように感じている。
これから目指すもの
―宝玉。
その、力の源を手に入れることで、私の力がどうなるのかは予想に近い。
―暴走か、停止か。
そのどちらか二択だと、なぜか感覚で、感じていた。
けれど、今私がやるべきなのは、前に進むことだけだ。
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『闘技大会』
そう呼ばれる、10日に一度開かれる、希望者のみの対人戦の大会。
私は2つ前の大会から、参加するようになった。
きっかけは、島の探索に遅れて参加している人たち
通称『出遅れ』の人たちで出てみよう、あつまりの中で話があがり、参加するようになった。
2回目である今回は、ソウマさんも興味があったらしく、一緒に出ようという話になったのだが
困ったことに、私とソウマさんだけでは登録できないのだ。
そんなとき、ある場所で彼がまだ決まってないことを知り、声をかけた。
出遅れの人たちが集まるようになったきっかけである、彼、クート=ブークレシュリエフさんだ。
クートさんはいろいろな方と組んで探索をしているようで、
その中でも、ペッターと呼ばれる、島の中で出会うものたちを仲間にする人でもあった。
クートさんが連れているのは、ライゼという名の猫さんと
デオーク=レーテルさん、という名前の狼少年さんだ。
最近はライゼが戦闘にでることはなく、もっぱらデオークさんだけが出てるらしい。
今回の闘技でも、その形になった。
一戦目から負けっぱなしで、途中いろいろと有名な人たちとあたったりしながら。
結局2回勝利の、380位という結果に終わった。
「健闘したほうですかね…。途中有名な人たちにも当たっちゃいましたし。」
「でも面白かったよ。優歌、クートさん、お疲れ様でした。」
「お疲れ様でした。…クートさんたちこのあと何かご予定は?」
「ん、特にないですけど…?」
「じゃあ、折角最後ですし、打ち上げということで、食事、ご一緒しませんか?といっても私が作るんですが。」
ちょっとびっくりしていた様子だったけれど
久しぶりの大人数での食事は、なかなか面白かった。
楽しんでいただけてたとも、思う。
「ゆうかさん料理上手ですよねー…ケーキいただいたときも思いましたけど…」
「ありがとうございます。まぁ、昔からずっとやってますからこれくらいは」
今回の料理は、結構上手にできたと思う。
洋風の料理がメイン。しゃべりながらつまめる感じのものがメインだ。
「今回は…その、誘っていただいてありがとうございました。」
「…役に立てたかどうかは別としてな(ボソ」
「そんなこと。いっぱい助けてもらいましたよ。ありがとうございました。」
「いや、俺は、別に。」
「ほんと、最初から迷惑かけどうしでしたけど…楽しかったです。」
「そうだね、楽しかった。」
「こちらこそ。私も楽しかったです。」
ほとんど負けちゃったけど、こういうのも、いい経験かもしれない。
次の大会は、クートさんがまた出遅れでやろうっていう話を持ち上げているので
そっちで参加してみようと思ってたり。
今度は誰と組むのかな、楽しみです。
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Special Thanks!!
クート=ブークレシュリエフ(1088)さん
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