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False Islandに参加中の優歌の日記など。 PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
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文化祭前日の模様。

当日については
次回日記予定。
…いいよね!

■しまのすみっこで文化祭■
~前日~

「よっし、できたねー」
「うんできた~。」

和菓子も大体出来上がった。
クーラーボックスまできっちり準備してあるのだから、さすがである。

「さて、とりあえずとってある場所に運ぼうか」
「よ~し!」

二人でえっちらおっちら運んでいると、蒼真が気づいて近寄ってきた。

「すごい量だね」
「明日また少し作ることになるんだけど、今日作れる分はこんだけ」
「いっぱい作ったよ~。わたしもいっぱい作った」
「ふうん、楽しみ」
「そうだ、蒼真さん味見してみる?」

大体準備の整った茶席の様子を見て、抹茶を点てる準備を始める。
お湯は別で準備しないとなぁ、と考えたとき。

「…蒼真さん。お湯欲しい。」
「えーとそれはつまり…うんわかった。…ちょっとお願い」
<……何事だ>
『あら、今度は何事ですか?』

現れた火トカゲと、ウンディーネさん。

「うん、ちょっとお祭りごとをするから、水が欲しくて。」
『そういうことでしたか。どちらにお出しすれば?』
「あ、えっと…これに。」

どでかいかめを二つ準備してあったので、そっちをしめす優歌。

『かしこまりました。それでは』

たぷんっ、と水がふたかめに溜まった。さすがである。
火トカゲのほうは、なんだか無口である。

「で、サラマンダー、しばらく優歌を手伝ってあげてくれるかな」
<…了承した。>
「よろしくお願いします。サラマンダーさん」

さすがに物怖じしない優歌であった。
さて、サラマンダーを引き連れて、お湯を沸かしてもらいながら
優歌は抹茶の準備を始めた。

「うーん、久しぶりだなぁ…」

茶器を並べ、抹茶を取り出す。
抹茶碗と茶せんも準備して。

<沸いたぞ>
「ありがとう。さてと。」

なれた手つきで抹茶を点てて蒼真の前におく。
いつのまにかユーナも蒼真も正座していた。


「いただきます。」
「ユーナちゃんのぶんもだね。ちょっと待ってて」
「は~い」

もうひとつ抹茶碗に抹茶を点ててユーナの前にもおいた。

「さすがに苦いねぇ」
「それが抹茶ですから。あぁそうだ、ミルク抹茶も準備すればよかったですね。
あれ結構のみごこちいいんですよ」
「あぁそうだね。まぁそれはそれで」
「さて、明日がんばろうねユーナちゃん」
「うん、いっぱいお客さんくるといいね~」

Spacial Thanx!
式村 彩(650)

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