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False Islandに参加中の優歌の日記など。 PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
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2個目です。

機械のような、人形のような。
徐々にその形は人になっていたけれど。

彼女は、やっと、人になった。



今までどおりの生活。
少し違うことは、料理する時間が増えたこと。


「…上達したね。」
「そうですか?」
「うん、上達した。…食べさせたい相手でも、出来たかい」
「…そう、ですね。また出会えるかどうかは、分かりませんけれど」
「まぁ、出会えるよ、きっと。…そう願っているんだろう?」
「…はい。」

久方ぶりの4人での夕飯。
相変わらずの勢いで食べて、二人は鍛錬に戻ってしまった。
ここには、優歌と泰遠の二人しか残っていない。
泰遠にだけ出されたケーキは、甘さ控えめのチーズケーキ。

「あぁそうだ、お兄様。」
「…なんだい?」
「私は、年相応のこと、失ったとは思っていませんよ?」
「……そうか。」

楽しげに向かい側で、紅茶を飲む優歌に、泰遠は笑顔を返していた。
チーズケーキを一欠けらとり、口に運ぶ。

「うん、おいしい」
「よかった。」

出会いたいと思うのは、あの時であったみんな。
もう一度話したいと、お礼を言いたいと。





 

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