False Islandに参加中の優歌の日記など。
PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
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島に現れる招かれざる者。
【空翔】
言われたとおり、着替え一式と3人から預かったプレゼントなどを
大きいバックに放り込んで、動くのに邪魔にならないように、ポーチを腰につける。
中庭にいくと、すでに3人ともまっていた。
「お待たせしました」
「…空翔、これを。」
泰遠様が差し出したのは、手紙。
宛名は“文月 優歌様”
俺のことも、苗字も忘れていたころの優歌が、名乗っていた名前。
その間に一度、あの島を訪れていて。
島の異常で一度こちらに戻ってきたのだという。
だが、優歌が旅立つとき、泰遠様につなぎに預けていったと記憶している。
「よろしいのですか…?」
「…かまわないよ。君が行くことを許可された時点で、優歌からの通信は安定しているのだろうから」
「…はい。それでは、お預かりします。」
手紙を受け取り、一緒にポーチに入れる。
改めて、泰遠様と崇徳さんと、空野を見て、一度頷く。
「…優歌様と二人で、帰って来いよ。空翔」
「いってこい。悔いの無いようにな!」
「では行くよ?」
「はい。では、行ってきます」
“彼の者が向かうは、閉ざされた島。鍵は中にいる彼の者の片割れと、片割れに届いた招かれた印。
揺らぐ世界の隙間をくぐり、彼の者の片割れの傍へと!”
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【ポー】
戦いのなか。
様子がおかしいのが、優歌だけでなかったように感じた。
―ユエ殿。
クロエ殿は前の戦いにてだいぶ負傷していらしたので
彼女が戦っているのは、何の違和感もない。
けれど。
何か、いつもの雰囲気と違うように見えたのだ。
そして、戦いは終わった。
またしても全員が傷つき、倒れる結果。
急いで全員で合流し、遺跡の外へ出る。
そのおかげというわけではないんだろうが、優歌も意識を取り戻したようだ。
…今回の探索はいろいろとありすぎた。
あちらに手紙をかけていないのも気になるところで。
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【優歌】
気が付いたら、すでに遺跡の外だった。
…あのときから意識と体が切り離された感覚だけがあって
何も考えずにただ、向かい来るものと戦っていた、体の記憶。
『…お目覚めですね』
「うん…。…迷惑かけちゃったなぁ…。」
『…とりあえず、体を休めてください。あと、あちらへの定期連絡ですが…』
とポーが言った瞬間だった。
空間の揺らぎ、ゆっくりと現れる、姿。
「…空翔…!?」
「優歌!」
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弟君到着。
基本メッセでは声をかけられない限り出ません。
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