忍者ブログ
False Islandに参加中の優歌の日記など。 PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
[155]  [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149]  [148]  [147]  [146]  [145
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

一夜の夢。一日の夢。

+++++++++++

できればそれは望みたくない。でも、どこに居てもきっと同じ。

 



【???】

遺跡内におりたって、ふう、と一息。
今回の探索で、また大物に挑む、という。
…心が躍る。

隣にいる黒髪で必要最低限しかしゃべらない奴が
なにやら不思議そうに声をかけて来る。

「…どうしました?」
「…いえ。なんでもありませんよ」

表情に出てしまっていたか。気をつけなければ。
さて、今回の探索は何か面白いことがあるだろうか。


++++++++++++++++++++++
【四月一日は馬鹿】
Special Thanks
ENo.158 杳と葵公様

++++++++++++++++++++++


前回の続き

【優歌】

むぎゅ、と音がしそうな勢いで抱きつかれる。

「…なんてタイミングなの」
「我慢できなかったんだ。泰遠さんが送ってくれたよ」
「…そうなの。で、はなしt」
「やだ」

顔は見えないけれど、おそらく真顔なのだろう。
この状況はほんとどうしたものか、と思う。
…今回はまぁ、そんなに急ぐわけでもないし。
体を休めるのが先決なのはたしかなんだけど。

「………ごめんね?」
「…何で謝るの」
「久しぶりに会ったのにこんな状態で。あと…」
「泰遠さんたちには秘密、だろ。分かってるよ…。」
「すぐ、直るから。」

…そう。遺跡の中で負った傷は、ある程度休めばすぐ直る。
追い詰めてくる中の住人たちも、とどめはさしてこない。
まるで そう決まっているかのように。

「…あと、できれば遺跡の中には、つれて行きたくない。」
「…危険だからっていう理由なら、優歌も危険だから絶対ついていくよ?」
「……………分かったわよ…。」

前と変わらない、この島の内部。
外にいても、おそらくあの力の影響は受けるのだろう。
…しょうがない。

「約束して。私の傍を不用意に離れないことを。」
「言われずとも。」
「わかったわ。あとで今一緒に探索してる人たちを紹介するから。」
「ん…もうしばらく、このままで」



拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<< 24日目 HOME 最近の雑感。 >>
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[01/04 フェイスブック]
[03/14 ハルキク(158)]
[03/14 ネアリカ(51)]
[03/14 ザン(44)]
[03/14 汁子とブリジットと時々幼女]
メールフォーム
ブログ内検索
アルカナコレクション
忍者アド
カウンター
忍者ブログ [PR]