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False Islandに参加中の優歌の日記など。 PLの雑記や個人的補足などを交えたブログ。
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一夜の夢。一日の夢。

+++++++++++

できればそれは望みたくない。でも、どこに居てもきっと同じ。

 



【???】

遺跡内におりたって、ふう、と一息。
今回の探索で、また大物に挑む、という。
…心が躍る。

隣にいる黒髪で必要最低限しかしゃべらない奴が
なにやら不思議そうに声をかけて来る。

「…どうしました?」
「…いえ。なんでもありませんよ」

表情に出てしまっていたか。気をつけなければ。
さて、今回の探索は何か面白いことがあるだろうか。


++++++++++++++++++++++
【四月一日は馬鹿】
Special Thanks
ENo.158 杳と葵公様

++++++++++++++++++++++


前回の続き

【優歌】

むぎゅ、と音がしそうな勢いで抱きつかれる。

「…なんてタイミングなの」
「我慢できなかったんだ。泰遠さんが送ってくれたよ」
「…そうなの。で、はなしt」
「やだ」

顔は見えないけれど、おそらく真顔なのだろう。
この状況はほんとどうしたものか、と思う。
…今回はまぁ、そんなに急ぐわけでもないし。
体を休めるのが先決なのはたしかなんだけど。

「………ごめんね?」
「…何で謝るの」
「久しぶりに会ったのにこんな状態で。あと…」
「泰遠さんたちには秘密、だろ。分かってるよ…。」
「すぐ、直るから。」

…そう。遺跡の中で負った傷は、ある程度休めばすぐ直る。
追い詰めてくる中の住人たちも、とどめはさしてこない。
まるで そう決まっているかのように。

「…あと、できれば遺跡の中には、つれて行きたくない。」
「…危険だからっていう理由なら、優歌も危険だから絶対ついていくよ?」
「……………分かったわよ…。」

前と変わらない、この島の内部。
外にいても、おそらくあの力の影響は受けるのだろう。
…しょうがない。

「約束して。私の傍を不用意に離れないことを。」
「言われずとも。」
「わかったわ。あとで今一緒に探索してる人たちを紹介するから。」
「ん…もうしばらく、このままで」



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